娘をベビースイミングに週2回で9ヵ月通わせている春野菜(@haruyasai_1881)です。
「早期教育・英才教育まではいかないけれど、子どもに何か習い事させたい」そう考えていませんか?
せっかく習い事するなら、脳の発達に効果があった方が嬉しいですよね。
「脳の学校」代表で医学博士・加藤俊徳さんによると、「12歳までにどんな習い事をさせたかで、脳の基盤が決まると言っても過言ではない」そうです。
ビジネス誌の「プレジデント」では「東大生の60%が小学生時代に習い事でスイミングをしていた」という記事もありました。
参考
「水泳で本当に頭が良くなるのか?」東大生の6割が「小学生時代にスイミング教室」
カラダを鍛えられて頭も良くなるなんて、一石二鳥♪
こんな理由で、スイミングを初めての習い事に選ぶ人もいるんじゃないでしょうか?
もしスイミングを始めようと思うなら発達が著しい赤ちゃんの頃から始めると、さまざまなメリットがあります。
生後6ヵ月頃から、ベビースイミングは始められます。
羊水に浮かんでた名残りか水への恐怖心がほとんどありません。
赤ちゃんは「潜水反射」と言う、水の中に潜ったと同時に自然と呼吸が止める状態を本能的にできるので、早くから水に慣れ親しむことができます。
それでも赤ちゃんの頃からベビースイミングを始めるのは、衛生面などデメリット面が気になりますよね。
ベビースイミングのメリット・デメリットを、実際にベビースイミングへ通っている視点からお伝えします。
ベビースイミングのメリット
ベビースイミングには4つのメリットがあります。
カラダが鍛えられる
- 心肺機能が上がる
- 全身運動だからバランスよく鍛えられる
- 体力がつく
- 水の刺激で皮膚感覚が鍛えられ、風邪をひきにくくなる
実際に娘をベビースイミングに9ヵ月通わせてみて、実際に娘が風邪をひきにくくなったと感じます。
しっかり遊ばせないと、昼寝なしで1日過ごせるようになりました。
育脳効果
イトマンスイミングスクールのHPにカラダを鍛えるだけじゃなく、算数の図形問題にも効果があると記載されています。
子どもの神経系の発達は3歳がピークとなります。この時期に水の浮力を使って自由に体を動かして遊ぶことは、脳の空間認知能を鍛えることにつながります。
したがってスイミングには空間認知能を鍛え、スポーツ万能の子どもが育つだけではなく、算数の図形問題が得意になる等、頭の発達にも非常に良い効果があると言われています。
https://www.itoman.com/kodomo/より引用
脳科学から見ても、運動すると下記のような効果があるようです。
- 朝に運動をした子どもは成績が上がる。
- 運動をすると脳の神経成長因子が35%も増える
▼参考書籍
脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方
発達障害の疑いがある子どもの発育にも効果的なようですね。
参考
ベビースイミングと感覚統合の関係ベビースイミング協議会
お風呂に入れるのがラクになる
[prpsay img=”https://www.haru831blog.com/wp-content/uploads/2019/01/img_0297.png” name=”ゆう(長男)”]そっとシンチョウにやってね!はやくおわらせてよ![/prpsay]お風呂で水嫌いの息子の頭を洗うときは、こうして大騒ぎです。
頭が洗い終わったら、濡れた顔をふく乾いたタオルが必要になります。
ベビースイミングに通っている娘は、湯船に肩まで浸かるし、頭を洗うときも大人しいです。
顔も濡れたままで平気で、自分で顔を手でぬぐいます。
他の習い事より安く済む
- スイムキャップ
- 水着
- 腕につける浮き輪「ヘルパー」
- 水遊び用オムツ(スクールによって違う)
ベビースイミングに必要な、これらを買うための初期費用はかかりますが、教材や道具などいらないのでスイミングスクールの月謝以外費用はかかりません。
参考
子供の習い事はお金がかかる?平均的な習い事の数や費用は?コドモブースター
娘はイトマンスイミングスクールに週2回で通っています。
月謝は5,940円です。
息子が通っていたコナミのベビースイミングは、週1回で5,940円でした。
同じベビースイミングでも、金額が結構違います。
ベビースイミングを週2回にした理由
- カラダが忘れないうちに次のスクールがあるので、上達が早い
- 生活のリズムが規則的になる
- 振替可能日が増える(月1回→月2回)
- 週1回でも月謝5000円ほどなので週2の方がお得感がある
ベビースイミングのデメリット
皮膚が弱い子はプールの塩素が刺激になる
肌が弱い息子のときに、痒がることが増えたように感じました。
皮膚科で診察してもらうと、肌が乾燥しているとのこと。
プール後はぬるめのシャワーで、塩素をしっかり洗い流してから保湿するといいそうです。
わたしはいまもベビースイミング通っている娘に、皮膚科からもらった保湿クリームを塗るようにしています。
大人も顔につっぱり感を感じるので、保湿剤を持って行った方がいいですよ。
プールの水から結膜炎など感染症のおそれがある
娘がベビースイミングに9ヶ月通っていますが、今のところ水いぼやシラミなどもらったことはありません。
- プール熱(咽頭結膜炎)
- 手足口病
- ヘルパンギーナ(急性ウイルス性咽頭炎)
これらもプールで感染しやすい病気ですが、今のところかかったことはないですね。
シャワーでしっかり流すと塩素だけじゃなく感染症の予防になるそうです。
水中毒が心配
多くの水分が体の中に溜まった結果、体内の液体成分がバランスを崩してしまい、命にも関わる様々な症状が出てしまう状態のことです。
赤ちゃんは腎臓機能がまだまだ未熟なため、注意が必要です。
赤ちゃんは何でも口に入れて、飲み込みます。
プールの水もどんどん飲み込んでしまうんじゃないか…って心配になるでしょう。
ベビースイミングといっても、最初から潜ることはありません。
子どもが慣れてきて、お母さんの真似をして口を閉じて水に浸かるようになってから、水の中に潜るよう指導されています。
スイミングスクールのカリキュラムでも、潜るのは慣れている子どもたちばかりです。
すっぴんに抵抗がある
わたしは、普段からすっぴんなので分かりませんが…ノーメイクに抵抗ある方はハードルが高いようです。
プールに入るので、周りは当然ノーメイクなのですが…違和感ある人とかいないですね。
わたしが行っているスイミングスクールは、ドライヤーが設置してあり、そこに鏡とティッシュがあります。
その近くでメイクされている方もいますよ。
親もプールに入るから髪を乾かしたりするのが面倒(図解入り)
お風呂でもそうですが、子どもって裸のときなぜか逃げませんか?
わたしが通っているスイミングでも、お母さんが逃げている子どもを追いかけているところをよく見かけます。
おばあちゃんと一緒に来て手伝っていたり、ママ友同士で協力して子どもを見ている人もいました。
(9ヶ月通っているけど、顔見知り程度)[/prpsay]
なので、時間がかかる「髪を乾かす」作業がないように、髪が濡れない工夫しています。
メッシュのスイムキャップをかぶってから、シリコン製のスイムキャップをかぶると結構濡れないんです。
ロングヘアの方は、乾かすのも大変ですし、濡れたままでいたら風邪引いてしまうので、この方法おすすめですよ。
注意する点は、シャワーを浴びるときにうっかり頭からかぶらないことですね。
スイミングにこだわらない方がいい
これまでスイミングをおすすめしてましたが…水嫌いの子どももいるので、スイミングにこだわらない方がいいと思います。
水嫌いを克服しようと、無理に通わせていたら逆にトラウマになりかねません。
わたしの息子はお風呂もダメだった水嫌いですが、プールに行って楽しく遊べるようになりました。
▼詳しくは、こちらのベビースイミング体験談に書きました。
子ども2人のベビースイミング体験談。水嫌いなら辞めても心配なし
脳の発達にこだわるなら、ピアノやダンスも効果があります。
リトミックなら、リズム感も表現力もつきますね。
「何をやるか」にこだわらなくて大丈夫です。
新しいことに挑戦して「できた!」「ほめられた!」ときにも脳は活性化します。
子どもが習い事で何かに夢中になったり、頑張った経験はきっと将来の宝物になるでしょう。
子ども自身がのびのびと楽しめる習い事を見つけてみてください。
まとめ
- 子どもの習い事は脳の基盤を作る。
- ベビースイミングはカラダを鍛える。
- 発達障害にもベビースイミングは効果的。
- 水に慣れるからお風呂がラクになる
- 肌が弱い子はプールの塩素が刺激になるかも
- 感染症トラブルはゼロじゃない。
- 水につくとき口を閉じるようになってから、水に潜るから水中毒の心配は少ない。
- メイクや髪を乾かすなどは、工夫すれば何とかなる
- スイミングにこだわらない。育脳効果がある習い事はほかにもある。